プロのつぶやき

    週間コーヒーコラム353

パン

フローラル、フルーティ、ハニーライク

先週の土曜日はいつものワイン仲間と幕張本郷駅から「歩いて5分」のフレンチ、サンク・オ・ピエさんで食事会でした。まぁ、いつものとおりシェフの腕の良さが発揮された料理とヴィンテージワインの専門家である友人の選んだワイン、それと弾む会話で楽しいひと時でした。で、少し甘めのロゼシャンパーニュに合わせたデザートが、ワイン煮のアメリカンチェリーのクレームブリュレ。これにはやられました。チェリーの香りとほのかな酸味とクリームの甘味、滑らかさ…そこにひと口、ロゼシャンパーニュの柔らかな泡に上品な酸、微かな甘味。お見事!!でした。この時の話題のひとつが、魅力的な酸の質、香りの変化や魅力…スペシャルティコーヒーと同じような話しになってしまいますね。最後のコーヒーは出来上がったばかりのペーパームーンを持ち込んでご機嫌でした。

昔、ケーキを作っていた頃の人気NO1だったのがシュバルツバルトキルシュトルテで、サワーチェリーをチェリーのお酒のキルシュワッサーに漬けて、ココアのスポンジに生クリームではさみ、上にチョコを削ったコポーを飾ったものなんです。これは水煮のチェリーを再度煮ると美味しく無いので、缶詰の汁に砂糖を入れて沸いたら火を止めて、キルシュワッサーとチェリー、レモンスライスを入れて冷まし、つけ込みました。冷めていきながら味が染みていくんですね。この味付けはお鮨の蛤のつけ込みにヒントをもらったものでした。で、スポンジは粉を少なくして軽く仕上げ、塗るのはラム酒の味付けしたシロップです。食べた時にラムとキルシュワッサーが一緒になるんですね。スポンジは焼いた底の面と表面の部分を内側にくるようにすると食べる時に舌に触れるのが柔らかい面なので、口当たりが良くとっても美味しいものです。ミニミニケーキ教室でした♪

うん?話しがどこへ行ってしまうのか!…で、関心したのが、そのキルシュトルテのチェリーも魅力的なんですが(特に濃いめのミルクティと相性抜群)チェリーのワイン煮のクレームブリュレのデザートワインや今回のような珍しい甘口のロゼシャンパーニュとの相性の素晴らしさなんですね。美味しいおもいして、新しい美味しさのイメージをもらって、ご機嫌でした。

そんなこんなで、この一週間、コーヒーシーズン入りしたようで、忙しい毎日でしたが、昨日16日の朝いちでヤマトさんが玄関に来て、何だろうと思ったら、梨と蜂蜜が届きました。梨は親戚関係、蜂蜜は友人からです。ふたつ入っていた蜂蜜は、なんと林檎の蜂蜜にみかんの蜂蜜。みかんの蜂蜜は昔から好きでフィナンシェ等に使ったりしてましたが…林檎の蜂蜜ははじめてなので、さっそく今朝写真のブレッチェンというらしいかみさんの焼いたパンと一緒に頂きました。ふ〜ん、品の良い味わいだなぁーと思ってしばらくすると、なるほど!…吟醸酒で林檎の香りがしますがその香りや、コーヒーでもカップオブエクセレンス等で林檎や洋梨、フローラルな香りがある時の香りを思わせるような感じがしてきました。次に、みかんの蜂蜜をつけてみると、優しいみかんや花のような香りがしています。オレンジの蜂蜜もありますが、比べると少し違いますね。一緒に飲んだモンテシオン農園の柑橘系やフローラル、チェリーな感じの爽やかな甘さととっても相性が良かったです。

そうそう、ブログ日記の方で、ダラダラと「コーヒーのコク研究」を続けています。今22回になってきましたが…見えてきたのは「コク」というのは生命の維持に繋がっているらしいということなんです。身体が欲している栄養が「コク」として魅力的になっているんでしょうね。

流石に50を過ぎると寿命に向かい合うようになりまして…フローラルだったり、フルーティだったり、ハニーライクだったりととっても魅力的な要素がスペシャルティコーヒーにはありますが…花も実も蜂蜜も生命力の源というか、固まりといいますか、まぁエネルギーだと実感している今日この頃です。

そんな魅力的なコーヒーで、心地よい毎日へのエネルギーをお届けしたいなぁーなんて思うようになってます。梨は僕の好物で、歯触りや瑞々しさ、さりげない香りと良いですねー。栗も出回って、テーブルには蒸したサツマイモもあるし、新米も届いて、夜もぐっすり眠れるようになり、これから寒くなる迄僕の一番好きな季節です。朝焙煎していても快適な陽気です。

ということで、秋向けの、さかもとこーひー人気のセットのご紹介です。トレジャーズセット、深煎りセット、《旬・瞬》カフェCセット、定番Bセットと常連さんそれぞれのお好みに合うようで、みなさんのお好みが伝わってきて、励みになってます。

 

【トレジャーズセット】
クロップオブゴールド7位のラ・オルケタとモンテシオン農園のセットです。コスタリカとエルサルバドルの魅力をご堪能ください。

《コスタリカ・ラ・オルケタ》
《モンテシオン農園》

各250g
2125円(税込み)

 

【深煎りセット】
深煎り好きの常連さん向けに用意したセットです。今回はすっかりお馴染みになったコスタリカ2種類です。深煎りコスタリカの方が少し深めです。お楽しみください。

《コスタリカ・ラ・オルケタ 》
《深煎りコスタリカ》

各250g
2100円(税込み)

 

【《旬・瞬》カフェCセット】
さかもとこーひー人気一番のセットです。初秋向け、爽やかな魅力いっぱいの3つです、お勧めします。

《モンテシオン農園》
《パナマ・レリダ農園》
《ペーパームーン》

各250g
2625円(税込み)

 

【9月のニコニコ♪250gお得パック】
9月は人気一番の定番コーヒー茜ブレンドです。深煎りのエチオピアモカを使ったブレンドですが、発売して10年くらいになると思います。毎年毎年安定して人気が上がっているさかもとこーひーの柱のコーヒーのひとつです。家庭でのエスプレッソやラテに使っている常連さんも多いです。

《茜ブレンド》

682円/250gパック(税込み)

 

【スタートアップAセット】
今回の「スタートアップAセット」は、中煎りが明るい爽やかな「パナマ・レリダ農園」と深煎りが「深煎りコスタリカ」で中煎りと深煎りの魅力をお楽しみください。さかもとこーひー初めての方はこのセットからのご注文が60%くらいになっています、どうぞ、お試しください。

《パナマ・レリダ農園》
《深煎りコスタリカ》

各250g
1575円(税込み、送料、代金引き換え手数料・無料、さかもとこーひー初めての方限定)

 

では、また・・・。

 

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手さげラッピング(大小、無料)がご好評です、今の色はアクアグリーンです。
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【毎月お届けコース】
お届けの量やご予算、お好み等お知らせください。勿論セットでも大丈夫です。セットにプラスしても大丈夫です。価格、送料等は通常のお届けと同じです。(最初はメールでご相談してください)
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いつでも♪《3000円以上で送料無料!》
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《【代金引換】手数料無料!》
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【何を買ったら良いのか?お勧めは?その他ご質問等お気軽にメールしてください、お待ちしてます。】

【お願い】
冷凍保存した豆や粉を取り出したら、何よりも直ぐに!!袋を元の冷凍庫に戻してください。
冷凍、解凍の繰り返しは劣化を早めます。ジッパー付き袋をその為に使っています。
(豆は2週間以内でしたら、常温保存をお勧めします。粉は必ず冷凍保存をお願いします。)

《コーヒーはフルーツだ!》

2006年9月17日 坂本・丁寧な暮らし・孝文

 

 
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