週刊こーひーコラム「プロのつぶやき」

No.758【深煎りブラジル】

*9/14(日)15(月)…臨時休業頂きます。ご不便おかけしますが、よろしくお願いします。

急に涼しくなった千葉ですが…まだ8月なのに、朝の焙煎の時エアコンを切っても大丈夫なくらい涼しい毎日です。あの厳しい暑さを忘れてしまいます。焙煎後の着替えもしなくなりました。

土曜の夜は…いつものワイン会で、毎年恒例夏のシャンパン特集で、最初から最後までシャンパンで…僕はシャンパンの後味の酸をじっくりと味わっていました。

スペシャルティコーヒーのカッピング会で「シャンパン」といったコメントが時々あるんです。で、以前その「シャンパン」はスペシャルティコーヒーのどういったキャラクターを指しているのか聞いたところ…「スカッとした」というお話しで、う〜〜んそれはどうかなぁ〜?と思ったんです。それよりもシャンパンの酸に通じるような酸をスペシャルティコーヒーに感じることがあるので、酸の質やキャラクターに「シャンパン」とコメントできる要素があるんではないかと思っているんです。

昨晩のワイン会のシャンパンでも…ケニアのような酸だったり、コスタリカ・シンリミテスのような酸だったり、多様な魅力を感じる事ができました。

そんなこんなで…今日は「深煎りブラジル」のご紹介です。

さかもとこーひーではスペシャルティコーヒーの深煎りの魅力も大切にしていますが…お陰さまで…「深煎りグアテマラ」「深煎りコロンビア」「マンデリン・ボナンドロク」といった深煎りのシングルオリジンや…「茜ブレンド」「特上フレンチ」「カフェタブロー」「カフェフィガロ」といった深煎りのブレンド…「ベラ・ノッテ」「陽だまり」「ミモザカフェ」「スプラッシュカフェ」といった深煎りの季節のブレンドと…安定した人気になっています。

そこで…深煎りの柔らかな口当たりと甘さが魅力の「深煎りブラジル」を新発売いたします、お楽しみください。

【深煎りブラジル】

先日ブラジルのマイクロロットのカッピング会があったのですが…その時にブラジルのナチュラル式のマイクロロットがずらーっと並んでいて…そのひとつひとつをじっくりカッピングしていった時にじわーっと感動がわき上がってきたんです。

10年以上前、ブラジルのカップオブエクセレンスにまだナチュラル式の豆が無かった頃…カップオブエクセレンスの採点基準の基本、スペシャルティコーヒーの基本でもありますが、雑味の無いクリーンカップであることが前提でした。

ナチュラル式は水を使っての比重選別が出来ないので完熟豆だけを揃えるのが難しい時代だったのです。しかし、ブラジルのスペシャルティコーヒーのリーダー達から聞こえてくるのは、ブラジルのナチュラル式に対するプライドの強さでした。ある農園では試験的にナチュラル式を徹底した手選別で仕上げていて、その情熱いっぱいの説明を受けました。

その時にナチュラル式で完熟豆だけを徹底して選別した素材が手に入るようになったらパルプトナチュラル式とは又違った魅力でどんなに素晴らしいだろうと思ってものでした。

それから5年位すると…時々素晴らしいナチュラル式の豆を見つけられるようになり…レイトハーベストというコンテストがスタートし…その後ブラジルのカップオブエクセレンスでもレイトハーベストのナチュラル式のコンテストが行われるようになったのです。

さかもとこーひーではここ数年ナチュラル式のブラジルをご紹介してきましたが…そういった素晴らしいマイクロロットが毎年いくつか見つかるようになったからなんです。

で、先日のカッピング会では…ブラジルカッピング会では、全てのロットのクオリティの安定した高さ、とりわけナチュラルの素晴らしさは感動的だったのです。まさに、この10数年のブラジルの生産者のみなさんのブラジルナチュラルに対する誇りと情熱を感じたのです。いつも数多くのロットから素晴らしい豆を見つけて使っているのですが…そのカッピング会では全てのロットのクオリティの高さに驚きました。勿論、そういったロットを集めたインポーターの方々のおかげなのですが…。それにしても…完熟実の収穫から徹底した選別の大変さが伝わってきます。

で、カッピングしながら頭にあったのは…これなら1年安定してナチュラル式を使って「深煎りブラジル」を出せるということでした。

そんなこんなで…「深煎りブラジル」を定番深煎りこーひーとして発売いたします。

豊かなコクと甘さ…口当たりの円やかさ、心地よい余韻のブラジル・ナチュラルを少し深煎りにして…深煎りブラジル特有の甘さやコク、クリーミーな口当たり…チョコレートなキャラクター、余韻の爽やかなアーモンドな感じ…勿論雑味やキツい苦味の無いきれいで明るくて、爽やかで甘く心地よい余韻です。

順番にブラジルのナチュラル式の豆を使って行きますので…ロット毎の微妙な違いがありますが…共通する魅力は…深煎りでも強い苦味では無くて、優しく柔らかな口当たり…チョコレート的なキャラクター…円やかな甘さ…爽やかな甘さの余韻…酸味が苦手な方にもお勧めです。

スペシャルティコーヒーの深煎りの魅力をお楽しみください。

1500円/250gパック(税抜き)

「この味を知ることができて幸せです。」…お客様にそう言ってもらえるようなこーひーをお届けしたいと思っています。

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*グループでのご注文の際は、人数をお知らせください。
 メニュー小分け袋等、人数分同封いたします。

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【選べるSセット】

1000円/250g〜の豆3袋以上で、セット価格、1000円/250gになります。 (同じ豆でもOK、各250g)
オークションこーひー等1800円/250g〜の豆は、「1000円+500円」になります、お楽しみください。

グループでのご注文の際は、人数をお知らせください。メニュー等、人数分同封いたします。ギフトにもご利用しやすいと思います。手さげ袋ギフトラッピング(小1〜2個用、大3〜4個用、無料)もご利用ください。分かりにくい点ご質問等ありましたら、お気軽にお尋ねください。

《グアテマラNWサンタアナ/200g》
《ケニア・キウニユ》
《パナマ・レリダ+500円》
《エチオピア・モカナチュラル+500円》

他1000円/250g〜の豆から選べます。

 

【トレジャーズセット】250g×2袋 125g×1袋

さかもとこーひーのお宝コーヒーセットです。お楽しみください。

《グアテマラNWサンタアナ/200g》
《パナマ・レリダ》
《エチオピア・モカナチュラル》

4000円(税抜き)

 

【《旬・瞬》Cセット】250g×3袋

毎月さかもとこーひーの一番人気のセットです。お楽しみください。

《グアテマラNWサンタアナ/200g》
《ケニア・キウニユ》
《木陰》

3000円(税抜き)

 

【深煎り定番Bセット】250g×3袋

深煎り定番こーひーと、《旬・瞬》な深煎りこーひーの組み合わせで、毎月内容を変えていきます。

《深煎りコロンビア》
《茜ブレンド》
《スプラッシュカフェ》

3000円(税抜き)

 

【ジョイセット】100g×5袋

お陰さまでご好評頂いてすっかり定着したジョイセットです。さかもとこーひーの何がお好みか判らない方やギフトで先方のお好みが判らない等、迷った時にこの「ジョイセット」を選ばれることも多いようです。

「うちは量はそれほど飲めないんだけども、色々なこーひーを楽しみたいのね。それで、いつも何を頼もうか悩んでしまうの!」…そんな声を今迄たくさん頂いてきました。[いい感じの苦味系]と[軽やか系]に分けて、それぞれのお好みに合うよう新しいこーひーを毎月出して、セットにしてきましたが…でも、全部頼もうとすると量が多くなってしまう…そんなみなさんの声にお応えします。

その時の《旬・瞬》なお勧めこーひー100gを5種類、セットにしました。(手さげギフト袋(小1-2個用、大3-4個用、無料))

《グアテマラNWサンタアナ》
《ケニア・キウニユ》
《パナマ・レリダ》
《エチオピア・モカナチュラル》
《木陰》

3000円(税抜き)


 

・・・はじめてのさかもとこーひー(通販専用)・・・

【はじめてのAセット】100g×5袋

さかもとこーひーはじめての方向けのセットです。その月の最高峰、お勧めこーひーをはじめての方限定のお試しセットにしています、お楽しみください。

《グアテマラNWサンタアナ》
《ケニア・キウニユ》
《パナマ・レリダ》
《エチオピア・モカナチュラル》
《木陰》

2500円(税抜き、送料・無料、さかもとこーひー初めての方限定、ギフトはご遠慮ください。)


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では、また・・・。

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*要注意!…さかもとこーひーのコツは…
[挽きは細かく]
[粉の量は少なく]…です!
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手さげ袋ギフトラッピング
(大2〜4個用、小1個用、無料)がご好評です。
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【毎月お届けコース】

・お届けの量やご予算、お好み等お知らせください。勿論セットでも大丈夫です。セットにプラスしても大丈夫です。価格、送料等は通常のお届けと同じです。(最初はメールでご相談してください)
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いつでも♪《3500円以上(コーヒー)で送料無料!》(2013年1月から)
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【代金引換払い】ご希望の方はお知らせください。
4000円以上、代引き手数料無料
4000円未満、代引き手数料200円
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クール便(冷蔵、200円)ご希望の方は、連絡欄でお申し付けください。

【何を買ったら良いのか?お勧めは?その他ご質問等お気軽にメールしてください、お待ちしてます。】

【お願い】
冷凍保存した豆や粉を取り出したら、何よりも直ぐに!!袋を元の冷凍庫に戻してください。
冷凍、解凍の繰り返しは劣化を早めます。ジッパー付き袋をその為に使っています。
(豆は2週間以内でしたら、常温保存をお勧めします。粉は必ず冷凍保存をお願いします。)

《コーヒーはフルーツだ!》

2014年8月31日 坂本・丁寧な暮らし・孝文